![]() 排気ガス処理デバイスのための流体噴射装置および方法
专利摘要:
本発明は、内燃エンジン機構の排気ガス処理デバイス(22)のための流体噴射装置(24)に関するものであって、該装置(24)は、加圧流体の供給源(28)から流体導管(30)を通って供給を受ける流体噴射器(26)と、前記流体供給源(28)と前記噴射器(26)との間の前記流体導管(30)のフィードバルブ(32)と、加圧ガスの供給源(38)を前記流体導管(30)に接続するガス導管(36)を包含するパージシステム(34)と、を含み、前記パージシステム(34)がさらに、前記ガス導管(34)の圧力制限器(40)と、前記圧力制限器の下流のチェックバルブ(42)と、を包含することと、前記圧力制限器(40)により制限される圧力が、前記流体供給源(28)により吐出される流体の圧力より低いことと、を特徴としている。 公开号:JP2011508132A 申请号:JP2010538929 申请日:2007-12-21 公开日:2011-03-10 发明作者:ゴーダン,ブルーノ;ヘドゥナ,ムラド;マイヤー,フィリップ;マルスデン,ジェームズ,イー. 申请人:ルノー・トラックス; IPC主号:F01N3-36
专利说明:
[0001] 本発明は、内燃エンジン機構の排気ガス処理デバイスのための流体噴射装置の分野に関連する。] 背景技術 [0002] ディーゼルエンジンの排気ガスに存在する煤煙および未燃焼粒子を一時的に保管するため、このようなエンジンの排気ラインにディーゼル微粒子フィルタつまり「DPF」を設置することは周知である。このようなDPFは、微粒子材料の酸化により定期的にクリーニングされなければならない。このような酸化を行うために、排気ガスの温度はかなり上昇しなければならない。DPFに隣接してエンジンの排気ラインに設置された燃焼器によってこれが達成される。DPFの上流で排気ラインに設置された酸化触媒によっても、これが達成される。両方の場合に、燃料が排気ラインに噴射され、燃焼器によって燃焼されるか、触媒と接触する。両方の場合に、DPFへ流入する時に排気ガスの温度は上昇し、これがDPF中の微粒子物質の完全酸化を可能にする。] [0003] 専用触媒コンバータの上流の排気ガスへの尿素水溶液などの窒素含有流体の噴射を伴う、選択的触媒還元を用いて排気ガスから窒素酸化物を除去するためのデバイスを、ディーゼルエンジン機構が備えることも周知である。] [0004] そのため、多くのエンジン機構は、排気ガス処理デバイスのための流体噴射装置を備える。多くの場合には、加圧流体の供給源から流体導管を通して供給を受けるとともに、処理デバイスの上流においてエンジン機構の排気ラインの排気ガスの流れに流体を噴射するのに適した流体噴射器を、このような装置は含む。多くの場合に、噴射器は電磁制御を受ける。流体の吐出を制御するため、流体供給源と噴射器との間の流体導管にフィードバルブを設けることは周知である。] [0005] これら流体噴射システムの主要な面の一つは、通常は、あるエンジン作動条件のみで断続的にのみ作動することである。残りの時間は、システムによって流体は噴射されない。システムが作動していないこれらの時間に、システムに含まれる流体が劣化に曝されることがある。例えば、噴射器は排気ラインに近接し、そのためかなりの高温に曝される。燃料噴射システムの場合には、噴射器に封入された燃料に粘結が生じて、噴射器の内部に炭素物質を付着させ、これが噴射器を詰まらせることがある。そのため、流体導管をパージするためのパージシステムをこのような噴射装置が備えることは周知で、導管の少なくとも一部をパージするのにガス圧が使用されるように、加圧ガスの供給源を燃料導管に接続するガス導管をこのパージシステムが包含する。周知のシステムによれば、パージ動作を制御するための独自の電磁制御式バルブをパージシステムが備える。] [0006] 制御に必要な制御ユニットを考慮に入れた場合には特に、この付加的パージバルブがコストの原因となることは言うまでもない。このようなパージシステムはいささか扱いにくくもあり、車両のスペースが制限されるほど、この車両にシステムを組み込む際の問題は大きくなる。] 発明が解決しようとする課題 [0007] そのため、低価格かつ効果的であり、既存の設計よりも煩雑さの少ないパージシステムを備える噴射装置を提供する必要がある。] 課題を解決するための手段 [0008] 上記の目的を考慮して、本発明は、内燃エンジン機構の排気ガス処理デバイスのための流体噴射装置を提供し、この装置は、 加圧流体の供給源から流体導管を通して供給を受けるとともに、エンジン機構の排気ラインの排気ガスの流れに流体を噴射するのに適した電磁制御式流体噴射器と、 流体の吐出を制御するための、流体供給源と噴射器との間の流体導管のフィードバルブと、 噴射器をパージするためのパージシステムであって、加圧ガスの供給源を流体導管に接続するガス導管を包含するパージシステムと、 を含み、 パージシステムがさらに、 ガス導管の圧力制限器と、 流体導管からガス供給源への還流を防止するための、圧力制限器の下流のチェックバルブと、 を包含することと、 圧力制限器により制限される圧力が、フィードバルブの下流の流体導管で流体供給源により吐出される流体の圧力より低いことと、 を特徴とする。] 図面の簡単な説明 [0009] 本発明による装置を有するエンジン機構を示す概略図である。 本発明による装置の基本的実施形態を示す概略図である。 より改良された本発明の実施形態を示す概略図である。 フィードバルブを迂回する任意の還流回路を包含する、本発明の別の実施形態を示す概略図である。 装置の漏出を監視するための機構を包含する、本発明の別の実施形態を示す概略図である。] 実施例 [0010] 図1には、固定機械に動力供給するのに使用することが可能であるが、例えば産業用トラックなどの車両、または建設機械などの機械に装着することも可能であるエンジン機構の一部が描かれている。] 図1 [0011] エンジン機構10は、6気筒直列形ターボチャージディーゼルエンジンなどのエンジン12を包含する。エンジン12は、エンジンブロック14と吸気マニホルド16と排気マニホルド18と、さらに図には描かれていない他の多数の要素を包含する。排気マニホルド18は排気ライン19の一部であり、シリンダから少なくとも1本の排気パイプ20へ排気ガスを集める。排気ライン19は、一つまたはいくつかのタービン、排気ガス再循環(EGR)システム、排気消音器など、図には示されていない他の多くの要素を包含するとよい。図1には、エンジン機構により排気システムを通して大気へ放出されることになる有害物質の量を制限するために、排気ガスの化学組成を変化させるという目的を持つ排気ガス処理デバイス22が描かれている。排気ガス処理デバイスは、多くのタイプが可能であるが、ここでは、おそらくは単に部分的な処理である所望のガス処理を達成するため排気ガスへの流体の噴射を必要とするデバイスを中心に扱うことにする。そのためエンジン機構は、排気ライン19への流体の注入のための装置24を備える。図の実施形態において装置は、処理装置の上流で排気パイプ20に流体を直接噴射するための噴射器26も有する。しかしながら、デバイス22そのものにも、またはデバイスの下流に流体が噴射されるシステムにも、本発明は適用可能であろう。燃焼により発生するガスをエンジンシリンダで直接に処理するためこの種の流体をシリンダに直接噴射することは周知であるので、エンジンそのものに流体を噴射するための装置にも、本発明は適用可能であろう。後者の場合には、排気ガス処理デバイスはシリンダそのものである。噴射器26により噴射される流体と排気ガスとの混合を改善する手段を、排気ラインが備えるとよい。] 図1 [0012] 処理デバイス22は、例えば、ディーゼル微粒子フィルタ(DPF)または選択的触媒還元(SCR)コンバータでよい。両方の場合に、排気ラインに噴射される流体は、燃料であれ、水と尿素の溶液であれ、液状である。] [0013] 以下の説明では、装置がDPF処理デバイスの上流に燃料を噴射するのに適している場合について検討が行われる。] [0014] 図2には、本発明による装置24の基本的実施形態が図示されている。] 図2 [0015] 最初に、装置24は、加圧流体の供給源28から流体導管30を通して供給を受ける電磁制御式噴射器26を包含する。SCR触媒コンバータの上流に噴射される水と尿素の溶液など、噴射される流体が処理デバイスに固有のものである時には特に、加圧流体供給源28は専用のシステムであるとよい。流体の供給源28は、エンジンの他の要素と共有されてもよい。例えば、噴射される流体が燃料であるDPFの場合には、エンジン燃料噴射システムと本発明による装置とに共通する加圧供給源を使用することが好都合であるのは言うまでもないだろう。例えば、共通の加圧燃料供給源は、エンジン燃料噴射システムの低圧ポンプでよい。噴射器は、排気パイプ20内の排気ガスの流れに流体を噴射するのに適している。] [0016] 装置は、流体供給源と噴射器との間の流体導管に、流体の吐出を制御するためのフィードバルブ32も包含する。フィードバルブ32は、噴射器の故障の結果バルブが開位置のままとなる場合において、主として安全上の理由から設けられる。安全バルブにより、必要のない場合に燃料が排気ラインに噴射されないことが保証される。そのためフィードバルブは、遮断バルブの機能を有している。フィードバルブ32は、電磁制御式バルブであることが好ましい。] [0017] 図面には示されていないが、噴射器26と電磁制御式フィードバルブ32とは、電子制御ユニット(ECU)により、好ましくはメインエンジン燃料噴射ECUと事実上共通である同一のECUにより制御される。排気ラインに燃料を噴射するため、加圧状態の燃料が排気パイプへ送り込まれるように、ECUはフィードバルブと噴射器の両方を開位置へ制御するものとする。] [0018] 本発明によれば、装置24は、少なくとも噴射器26をパージするためのパージシステム34を包含し、このパージシステムは、加圧ガス供給源38を噴射器26に接続するガス導管26を包含する。そのためパージシステムは、噴射器26から他の流体を除去するのに加圧ガスを使用する能動的システムである。パージシステムはそのため、流体を取り除くのに流体の圧力そのものが使用される排出システムよりも効率的である。] [0019] ガス導管36は、噴射器26そのものではなく、結合部31で燃料導管30に接続されることが好ましい。実際、こうして、パージ空気ポートを有していない噴射器を変形なしで使用することが可能であり、こうすることで燃料導管30の少なくとも一部分、特に噴射器に最も近い部分をパージすることができる。燃料噴射器30のこの部分は、排気ラインにかなり近いことが多く、そのため高温に曝される。] [0020] 加圧ガスの供給源は多様な種類のものでもよい。商用トラックの場合には、ブレーキの起動、空気ばねサスペンションの加圧などを含む多様な機能を実施するために、空気が圧縮および保管される圧縮空気システムを有することが周知である。このような場合には、加圧ガス供給源として同じ圧縮空気システムを使用するのが経済的であることは、言うまでもないだろう。] [0021] 本発明の態様によれば、パージシステム34には被制御バルブが全くない。被制御バルブおよび対応の制御回路のコストを節約するため、これが低コスト設計を達成するという長所を持っていることは言うまでもない。実際、噴射器と同じECUにより付加的バルブが制御される場合にも、別のバルブを制御しなければならないならば、これによりECUの価格が必然的に高くなってしまうだろう。] [0022] 図2に示されているように、パージシステム34は、加圧ガス供給源38と流体導管30との結合部との間でガス導管に配置された圧力制限器40を包含する。制限器40の下流を流れるガスの圧力が、フィードバルブの下流の流体導管に流体供給源により吐出される流体の圧力よりも低くなるように、圧力制限器が選択されることが好ましい。流体導管30からガス供給源38への還流を防止するための、圧力制限器40の下流のチェックバルブ42も、パージシステムが備えることが好ましい。圧力制限器は、圧力調整器または当該技術の者にとって周知の同等物の形を取るとよい。チェックバルブ42が圧力制限器40に組み込まれてもよい。] 図2 [0023] 例えば、圧力制限器は従来の空気圧調整器としての構造を持つ。代替的に、ガス圧力と流体圧力との差よりも大きな開弁圧力を持つチェックバルブが使用されてもよい。] [0024] 図示の例では、加圧流体供給源28として使用されるとよい低圧ポンプは、例えば、エンジン作動条件に応じて2.5と6バールの間で変化する圧力で燃料を吐出するとよい。このような場合には、例えば、下流圧力をおよそ2バールプラスマイナス0.3バールに制限するように圧力制限器40が選択されるだろう。] [0025] フィードバルブ32が開いている時には常に、制限器40により調整されるガス圧力は流体圧力より低いので、流体圧力はチェックバルブ42を強制的に閉じ、これが噴射器26とガス供給源38との間の連通を中断するだろう。そのため、噴射器の開閉により、排気ラインでの流体の噴射が簡単に制御されるだろう。] [0026] 反対に、フィードバルブ32が閉じて噴射器26が開いた場合には、流体導管36の流体圧力は、制限器40により調整される圧力より下まで自動的に低下するため、ガス圧力がチェックバルブ42を開かせて、流体導管30および噴射器26に加圧ガスを流入させ、これが、フィードバルブ32が閉じた後で残っていた流体をパージするという目標を達成する。] [0027] フィードバルブがまだ閉じた状態で、噴射器26も閉じるように制御されると、パージプロセスが中断される。] [0028] 上から分かるように、この新設計のパージシステムは、噴射器が開いた時とフィードバルブが閉じた時にパージシステムによって加圧ガスが流体導管へ自動的に吐出されることと、フィードバルブが開いた時にはパージシステムによって流体導管へガスが吐出されないこととを保証し、パージシステムに被制御メカニズムを設ける必要がない。] [0029] 圧力制限器の存在と、その制限圧力の正確な選択とにより、フィードバルブの下流のメイン導管に流体供給源により吐出される流体の圧力を超える圧力のガスを、加圧ガス供給源が吐出し、それでも、パージシステムに被制御メカニズムを設けることなく上記の手順が実施される。] [0030] 図3には、本発明の第二実施形態が示されており、フィードバルブ32への還流を防止するため、フィードバルブ32とガス導管および流体導管30の結合部31との間で流体導管30に配置された付加的な逆止バルブ44を装置24が包含する。パージ手順の後でガスが封入される流体導管30の部分を制限するように、結合部31にできる限り近接して付加的逆止バルブ44が配置されることが好ましい。] 図3 [0031] 他方、図3に示されているように、フィードバルブと逆止バルブとの間の流体導管の部分の排出を行う、または他の方法で圧力を抜くための排出システム46を設けることが好ましい。実際、逆止バルブ44の下流の流体導管30の部分の圧力に応じて、そして逆止バルブにおける圧力低下に応じて、フィードバルブ32が閉じられると、このバルブ32と逆止バルブ44との間には流体の一部が封入されたままとなる。逆止バルブ44のために、この流体がパージシステム34によって能動的にパージされることは不可能である。そのため、フィードバルブ32と逆止バルブ44との間の流体導管30の中間部分において、封入された流体が導管30のこの部分に停滞したままである時に流体の温度上昇の結果生じる過圧の危険を防止するため、排出システム46は、余剰流体の一部をタンク54に戻すことができる。図示の実施形態において、排出システム46は、流体導管30の中間部分から分岐した排出導管48を包含する。流体導管の中間部分に過圧が見られる場合に一部の流体を排出するため、流量制限部50およびリリーフバルブ52が排出導管48に設けられている。フィードバルブ32と噴射器26の両方が開いた時の燃料導管の動作圧力では排出回路46から流体が全くまたはほとんど排出されないように、流量制限部50およびリリーフバルブ52が較正されることが好ましい。流体導管30の中間部分の流体圧力を監視するため、ここに圧力センサ56が設けられるとよい。] 図3 [0032] 図4には、フィードバルブ32を迂回する還流回路55が排出回路46の代わりに設けられて、流体導管30の中間部分から流体圧力供給源28への流れのみを許可するリリーフバルブ58を備えていることを除いて、図3の実施形態と全く同様の本発明の別の実施形態が示されている。還流回路は、フィードバルブ32の上流と下流の両方で流体導管30に接続された還流導管60を有し、この還流導管30を通る正方向の流れを防止するためこの還流導管にはリリーフバルブ58が配置されている。ここで還流回路は、図3の排出回路と基本的に同じ機能を有する。] 図3 図4 [0033] 図5には、図3の例に基づくさらなる実施形態が示されている。この実施形態では、逆止バルブ44の下流の燃料導管60に圧力センサ59が設けられている。圧力センサ59は、チェックバルブ42の下流でガス導管36に配置されてもよい。ここで意図されているのは、噴射器26のすぐ上流における流体またはガスの圧力の測定を可能にすることである。またこの実施形態では、流量制限器60の下流に圧力センサ59が配置されるように、例えば圧力制限器40とチェックバルブ42との間でガス導管に流量制限器60を設けることが好ましい。流量制限器は、できる限り少ないが、それでも完全に開いた時の噴射器26の許容流量を超える許容流量(つまり直径等量)を持つべきである。流量制限器は、パージ回路34の固有部品であるが、実際にはガス導管36そのものであってもよく、圧力制限器に、またはチェックバルブ42に組み込まれてもよい。] 図3 図5 [0034] 流量制限器60および圧力センサ59のために、例えば噴射器26で発生する潜在的な漏出を検出するための監視プロセスを実行することが可能であろう。プロセスの主なステップは、以下を含むであろう。 a)フィードバルブ32および噴射器30を閉位置へ制御すること。 b)ガス導管36に既知の圧力を用意すること。 d)例えば圧力センサ59を通して、流量制限手段の下流のガス圧力を測定すること。 e)流量制限手段の下流で測定された圧力をガス導管に用意された既知の圧力と比較すること。] [0035] 圧力制限器を備えるパージシステムに関連して述べると、ステップb)で用意される既知の圧力は、制限器40により制限または調整される圧力であろう。そのため、閉じるという制御命令にも関わらず噴射器26が開いたままであるなど、または流体導管30が破裂または破損するなど、制限器60の下流で漏出が起こった場合には、センサ59により測定される圧力は、用意されたと想定される圧力よりかなり低いだろう。実際、制限器を通過できる流量と比較して流量としては非常に少ない漏出の場合を除いて、流量制限器60は圧力上昇を妨げるだろう。] [0036] 漏出を監視するこのプロセスは、必要とされる追加ハードウェアが限定されたもののみであるため、非常に費用効果が高い。やはり非常に好都合なのは、圧縮ガス、好ましくは圧縮空気を用いることで検出プロセスが実行され、そのため漏出の場合には大気に害を及ぼさないという事実である。上述した本発明の実施形態すべてにおいて、このプロセスおよび関連のハードウェアが実行されてもよいことは言うまでもない。] [0037] 図5の圧力センサ59または図3および4の圧力センサ56は、噴射器26が閉じた状態で以下の漏出検査を実施するのに使用されてもよい。流体供給圧力まで導管30を加圧するため、フィードバルブ32が開かれるとよい。次にフィードバルブ32が閉じられ、その結果生じる圧力低下が、漏出を検出するため圧力センサで監視される。] 図3 図5 [0038] そのため、本発明による装置は低価格で信頼性があり、追加導入が容易である。実際、追加導入キットは、内燃エンジン機構の排気ガス処理デバイスのための流体噴射装置の完成品を包含しても、パージシステムのみを包含するキットであってもよい。この時、追加導入パージシステムは、加圧流体の供給源から流体導管を通して供給を受ける電磁制御式流体噴射器と、流体の吐出を制御するための流体供給源と噴射器との間の流体導管のフィードバルブとをすでに包含している装置に取り付けられるとよい。] [0039] この時、このような追加導入パージシステムキットは、 加圧ガス供給源38を燃料導管に接続するためのガス導管36と、 ガス導管36に装着される圧力制限器40と、 流体導管30からガス供給源38への還流を防止するための、圧力制限器40の下流のチェックバルブ42と、 を包含し、 圧力制限器40により制限される圧力は、フィードバルブの下流の流体導管に流体供給源により吐出される流体の圧力よりも低い。] [0040] このような追加導入キットは設置が容易であり、電子ハードウェアの追加または電子接続の追加を必要としないだろう。噴射器を作動させるコンピュータプログラムの更新が必要となるだけである。] [0041] 10エンジン機構 12エンジン 14エンジンブロック 16吸気マニホルド 18排気マニホルド 19排気ライン 20排気パイプ 22排気ガス処理デバイス 24流体噴射装置 26流体噴射器 28流体供給源 30流体導管 31 結合部 32フィードバルブ 34パージシステム 36ガス導管 38ガス供給源 40圧力制限器 42チェックバルブ 44逆止バルブ 46排出システム 48排出導管 50流量制限器 52リリーフバルブ 54タンク 55還流回路 56圧力センサ 58 リリーフバルブ 59 圧力センサ 60 流量制限器]
权利要求:
請求項1 内燃エンジン機構の排気ガス処理デバイス(22)のための流体噴射装置(24)であって、加圧流体の供給源(28)から流体導管(30)を通って供給を受けるとともに、前記エンジン機構の排気ライン(19)の排気ガスの流れに流体を噴射するのに適した電磁制御式流体噴射器(26)と、流体の吐出を制御するための、前記流体供給源(28)と前記噴射器(26)との間の前記流体導管(30)のフィードバルブ(32)と、前記噴射器(26)をパージするためのパージシステム(34)であり、加圧ガスの供給源(38)を前記流体導管(30)に接続するガス導管(36)を包含するパージシステム(34)と、を含む装置(24)であり、前記パージシステム(34)がさらに、前記ガス導管(34)の圧力制限器(40)と、前記流体導管(30)から前記ガス供給源(38)への還流を防止するための、前記圧力制限器の下流のチェックバルブ(42)と、を包含することと、前記圧力制限器(40)により制限される圧力が、前記フィードバルブ(32)の下流の前記流体導管(30)に前記流体供給源(28)により吐出される流体の圧力より低いことと、を特徴とする装置。 請求項2 前記フィードバルブ(32)の下流の前記流体導管(30)に前記流体供給源(28)により吐出される流体の圧力を超える圧力のガスを、前記加圧ガス供給源(38)が吐出することを特徴とする、請求項1に記載の装置。 請求項3 前記パージシステム(34)が被制御バルブを全く備えていないことを特徴とする、請求項1または2に記載の装置。 請求項4 前記噴射器(26)が開いている時と前記フィードバルブ(32)が閉じている時に、前記パージシステム(34)により前記流体導管(30)へ加圧ガスが自動的に吐出されることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の装置。 請求項5 前記フィードバルブ(32)が開いている時に、前記パージシステム(34)により前記流体導管(30)へガスが吐出されないことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載の装置。 請求項6 前記チェックバルブ(42)が前記圧力制限器(40)に組み込まれることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の装置。 請求項7 前記フィードバルブ(32)への還流を防止するための、前記フィードバルブ(32)と前記ガス導管(36)および前記流体導管(30)の結合部(31)との間の前記流体導管(30)の逆止バルブ(44)を、前記装置がさらに包含することを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の装置。 請求項8 前記フィードバルブ(32)と前記逆止バルブ(44)との間の前記流体導管(30)の一部から排出を行うための排出システム(46)を前記装置がさらに包含することを特徴とする、請求項7に記載の装置。 請求項9 前記フィードバルブ(32)を迂回するとともに、前記流体導管(30)から前記流体圧力供給源(28)への流れのみを許可するリリーフバルブ(58)を備える還流回路(55)を前記装置が包含することを特徴とする、請求項7または8に記載の装置。 請求項10 前記ガス導管(36)の流量制限器(60)と前記流量制限器(60)の下流の圧力センサ(59)とを前記装置(24)が包含することを特徴とする、請求項1乃至9のいずれかに記載の装置。 請求項11 前記圧力センサ(59)が前記流体導管(30)に配置されることを特徴とする、請求項10に記載の装置。 請求項12 請求項1乃至11のいずれかに記載の装置(24)を備えることを特徴とする、エンジン機構。 請求項13 内燃エンジン機構の排気ガス処理デバイスのための流体噴射装置(24)にパージシステム(34)を追加導入するためのキットであって、前記装置が、加圧流体の供給源(28)から流体導管(30)を通って供給を受けるとともに、前記処理デバイスの上流において前記エンジン機構の排気ラインの排気ガスの流れに流体を噴射するのに適した電磁制御式流体噴射器(26)と、前記流体の吐出を制御するための、前記流体供給源(28)と前記噴射器との間の前記流体導管のフィードバルブ(32)と、を包含し、前記キットが、加圧ガス供給源(38)を前記燃料導管(30)に接続するためのガス導管(36)と、前記ガス導管(36)に装着される圧力制限器(40)と、前記流体導管(30)から前記ガス供給源(38)への還流を防止するため、前記圧力制限器(40)の下流に装着されたチェックバルブ(42)と、を包含し、前記圧力制限器(40)により制限される圧力が、前記フィードバルブ(32)の下流の前記流体導管(30)に前記流体供給源(28)により吐出される流体の圧力より低い、ことを特徴とする、キット。 請求項14 内燃エンジン機構の排気ガス処理デバイスのための流体噴射装置における漏出を検出するためのプロセスであって、前記装置が、加圧流体の供給源(28)から流体導管(30)を通って供給を受けるとともに、前記処置デバイス(22)の上流において前記エンジン機構の排気ライン(19)の排気ガスの流れに流体を噴射するのに適した電磁制御式流体噴射器(26)と、流体の吐出を制御するための、前記流体供給源(28)と前記噴射器(26)との間の前記流体導管(30)のフィードバルブ(32)と、前記流体導管(30)をパージするためのパージシステム(34)であって、加圧ガス供給源(38)を前記流体導管(30)に接続するガス導管(36)を包含するパージシステム(34)と、を含み、前記プロセスが、前記フィードバルブ(32)と前記噴射器(26)とを閉じるステップと、前記ガス導管(36)に既知の圧力を用意するステップと、流量制限手段(60)により前記ガス導管のガスの流れを制限するステップと、前記流量制限手段の下流でガス圧力を測定するステップと、前記流量制限手段(60)の下流で測定された圧力を前記ガス導管(36)に用意された既知の圧力と比較するステップと、を包含することを特徴とする、プロセス。
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